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2013年7月5日金曜日

ヒューマニー通信 らくらく介護 第3号 ご利用者様の声②

ご利用者の声② 
冷える夜もぐっすり眠って、日中活動の充実を!

障害者支援施設での利用

岩手県陸前高田市にある「障害者支援施設ひかみの園」では、68名の障がいを持つ方(2013年1月現在)が生活しています。平均年齢は55.1歳、身体の機能低下が見受けられる方も増えてきました。知的障がいは1人1人症状が異なり、夜間の排泄ケアには職員一同工夫を凝らしていましたが、シーツまで濡れてしまい洗濯や周囲の消毒など職員の負担も大きく、苦労を重ねていました。2012年12月に陸前高田市が開催した介護関係の事業者や障害者支援施設向けの会議でヒューマニーを知り、2013年2月から導入しています。








●Aさん(57歳女性、障害程度区分5)
テープ止めオムツと尿取りパッドを利用していましたが、排尿後気持ちが悪いため、ナースコールで職員を呼び、オムツ交換をしていました。一晩に5~6回呼ぶこともあり、夜間熟睡ができていない状態でした。尿取りパッドの代わりにヒューマニーを使用してみると、初日は800mlのタンク点検アラームで、ナースコールがありましたが、その後は朝まで眠れました。最近は、タンク点検アラーム
がなる前に、尿を廃棄するので、昼間の眠気も減り、てんかんの発作も減ったそうです。

● Bさん(72歳女性、障害程度区分6)
夜間睡眠剤を処方されており、朝まで熟睡されるのですが、夜間尿量が1,200~1,400mlあるため、パンツ型オムツと尿取りパッドでは漏れてしまい、お肌が汚れ、衣類やシーツまで濡れてしまう状態でした。
ヒューマニーをパンツ型オムツと組合せて使用する際に、職員の方が工夫して、「ヒューマニー尿吸引パッドの下に、お尻側にはみ出るように大きめの尿取りパッドを追加して敷くと、お尻側から少し漏れても、パンツ型オムツはぬれないので安心して使用できるとようになった。」とのことです。

●Cさん(80歳男性、障害程度区分5)
尿量が多いときには一晩で2,400mlもあるため、尿取りパッドを巻いて使用し、交換もしていましたが、朝には漏れてしまいシーツや周囲を汚してしまうこともありました。男性用のヒューマニーパッドを使用したところ、当初は装着する職員が変わると漏れることもありましたが、本人の寝姿勢に合わせて、パッドの向きを調整すると漏れなくなりました。
残念ながら、Cさん自身は排尿したのに濡れた感覚がないので、不安に感じてしまったり、アラームの音が気になってしまうため、現在は使用休止していますが、施設では、「尿量の多い方が他にもいるので、ご本人の症状も考慮しながら導入を検討する。」ようです。

●志田支援課長様
「今回被災地支援ということで、ヒューマニーと偶然出会うことができました。ご本人が快適になり、夜間眠れる方も増えました。職員の心理的な負担も減少したように感じます。夜間の転倒防止や感染予防、職員の負担軽減、費用削減の観点からも、今後も使用していきたいですし、全国の支援施設にも広がるといいですね。」と、おっしゃっていました。


Aさんの場合
ご本人が排尿後の感覚を不快に感じ、夜間交換を5~6回依頼。ヒューマニーはテープ止めオムツと合わせて使用し始めました。オムツ交換がなくなり、朝までぐっすり。昼間の眠気も減り、てんかんの発作が減少しました。



ユニ・チャームは被災地支援活動の一環として、「尿吸引ロボヒューマニー」をお届けしています。



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